「感性くすぐる浅田真央の滑り 佐藤コーチの心に残る選手」
朝日新聞デジタルに「佐藤信夫のフィギュアよもやま話」が
掲載されていました。

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感性くすぐる浅田真央の滑り 佐藤コーチの心に残る選手



■佐藤信夫のフィギュアよもやま話

>フィギュアスケートという競技名は、氷上で図形を描くところから来ている。読者の皆さんが、観客席やテレビでご覧になる時、ジャンプに目が行きがちになると思うが、スケーティングもだいご味の一つだ。

 スケーティングでアドバイスすることは、一つだけ。「体重移動で滑る」ということだ。自転車でカーブを曲がる時に、曲がりたい方向に体を傾けるのと似ている。選手たちはスピードに応じて、体の傾斜を深くしたり、浅くしたりしながら、滑っている。

 技術が備わっている選手の滑りは、砂鉄が磁石に吸い寄せられるように、スーッと伸びていく。漠然と演技を見ているだけでも、印象に強く残る。1968年グルノーブル五輪男子銀メダルのティモシー・ウッド(米)や、72年札幌五輪女子銅メダルのジャネット・リン(米)の演技は、今でも私の心に残っている。

 優雅で気持ちよさそうに滑っているように見えるが、実は白鳥が水面下で足を激しく動かしているように、過酷だ。猛烈な練習がなければ、体全体を使った滑りはできない。感性も重要な要素だ。これは、教えることはできない。様々な経験を積みながら、徐々ににじみ出てくる。

 教え子の浅田真央も、2014年ソチ五輪の少し前から、観衆の感性をくすぐるような滑りができるようになったと感じる。1年の休養を経た今季は、さらに磨きがかかっている。年齢を重ねても、スケーティングは成長するのだ。
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by patinage | 2016-03-27 21:45 | 新聞・雑誌・他メディア

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