真央ちゃんの初エッセー『大丈夫、きっと明日はできる』が
発売中止となりました。
真央ブログより
『大丈夫、きっと明日はできる』発売中止のお知らせ
>この本は、私の競技生活を通しての皆さんへのメッセージブックとして1年かけて制作を進めていたものでしたが、
本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました。
大変申し訳ないですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
浅田真央
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ポプラ社からのお知らせ
<お詫び>
『大丈夫、きっと明日はできる』を発売中止にさせていただきます
浅田真央:初のエッセー発売中止 宣伝「思いと異なる」(毎日jp)
>出版社のポプラ社(東京都新宿区)は12日、来月8日発売予定だった女子フィギュアスケートの浅田真央選手の初のエッセー「大丈夫、きっと明日はできる」の発売を中止することを明らかにした。
同社によると、宣伝用ポスターの「ママ、ほんとうにありがとう」との表記が、浅田選手の意向にそぐわなかったためとしている。浅田選手は母、匡子さんを昨年12月9日に亡くしている。
本は、浅田選手が競技生活で大切にしていることや思いをつづっており、昨年末現在で書店から10万部の予約が入っていた。
浅田選手はオフィシャルホームページ上で「宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがある」と説明している。
真央「私の思いと異なる」初エッセー予約10万部超も発売中止(スポーツ報知)
>フィギュアスケート女子・浅田真央(21)=中京大=の自身初だったエッセー「大丈夫、きっと明日はできる」の出版元・ポプラ社は12日、同書の発売を中止したと発表した。2月8日発売予定ながら、昨年暮れまでに10万部を超える予約が殺到。話題となっていたが、本の宣伝・告知が昨年12月に亡くなった真央の母・匡子さん(享年48歳)を前面に出すなど真央本人の意向に反したため、出荷直前で異例の中止となった。真央はこの日、自身のホームぺージで「私の思いと異なる」とコメントした。
予約だけで10万部を超え、ミリオンセラー必至と注目された話題の本が、発売目前で「お蔵入り」となった。出版元のポプラ社はこの日、発売27日前に同社ホームページ上で発売中止を発表。「一部宣伝方法に、著書ご本人の意にそぐわない部分がございました」と説明し、関係各所への謝罪文を掲載した。真央本人もオフィシャルホームページを通じて「本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、出版を中止させていただくことになりました。大変申し訳ないですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします」と、異例のコメントを出した。
真央自身にとって初めて語り下ろしとなる予定だった同書は、2010年バンクーバー五輪で銀メダル獲得後、この2年間の日常生活で気をつかっていることや、目標設定をどう定めるか、日頃から考えている人生訓などを紹介。また、母・匡子さんへの感謝の気持ちなどさまざまなメッセージがつづられており、209ページ、税込み1365円の値段設定で、1年以上かけて制作が進められてきた。
ところが、2月8日の発売日を前に宣伝・告知で問題が発生。全国書店などに配る予定だった販促用ポスターに「ママ、ほんとうにありがとう」などの文言が強調して使用され、浅田サイドの意に反した。本の制作も最終段階で店頭に並ぶ寸前だったが、中止にした。
ポプラ社の担当者は「本の内容自体に虚偽はないが、亡くなられたお母様が、あたかも商売の道具にするかのように見えてしまう宣伝・告知をしたことが問題だった。大変、ご迷惑をおかけした。まずは関係各所におわびをしたい」と説明した。
真央のマネジメント会社担当者は「ポプラ社に対しては不信感がある。発売中止になった本が今後、改めて同社から出版される予定はない」と話した。何よりも真央のメッセージを読みたかったファンにとっては残念な結果となってしまった。
◆「大丈夫、きっと明日はできる」 事前紹介では209ページ、5章で構成されているものだった。第1章の「自分の心に嘘をつかない」「憧れの存在を見つける」などから始まり、第5章ではバンクーバー五輪で学んだことを中心に語っている。「昨日の自分は、決して今日の自分を裏切らない」と力強い言葉が載っていた。
◆ポプラ社 1947年設立(資本金2400万円)。本社は東京・新宿。那須正幹「ズッコケ三人組」、原ゆたか「かいけつゾロリ」シリーズなど児童書の出版を手がけ、近年は成人を対象にした書籍も発行。10年11月には、俳優の水嶋ヒロが、「齋藤智」のペンネームで応募した処女作「KAGEROU」が「第5回ポプラ社小説大賞」の大賞を受賞するなど話題にもなった。
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浅田真央さんが書籍『大丈夫、きっと明日はできる』を発売中止
そんな浅田真央さんから学べることとは?(Publishing News)
>ポプラ社は12日付で、同社のHPに「お知らせ」を掲載。近刊予定だった浅田真央選手『大丈夫、きっと明日はできる』を発売中止にすると発表した。
浅田真央選手はスケートの競技生活を通して、伝えたいことがあった。
それもそのはずで13歳から注目され続け、期待通りにバンクーバーオリンピック出場し、惜しくも金メダルこそ逃したがライバルのキムヨナ選手とは激闘を繰り広げた。
そして現在は次のソチオリンピックを目指している。
真央自身は思ってないことだろうが、なかなかこのような人生を歩める人は少ない。
本の執筆を決意したのはファンへの恩返しも込めてではないだろうか。
事実、本の予約は殺到していた。
もちろん楽しみにしていた方も多いであろう。
今回は本の出版はならず確かに残念だ。
しかしそれは致し方ないことだ。
真央さんはブログで書籍発売中について謝罪を述べているがそれは、自分を曲げないということから私たちは感心し学ぶこともあった。
恐らく日本中がそう思っているはずだ。
なのでいつか、機会があれば是非、今度は誠意のある方たちと一緒に執筆し、出版してもらいたい。
「ソチオリンピックで金メダルを取って今度こそ出版。」
そんな言うだけなら簡単なことを実現にしてしまう力が浅田真央選手にはある。
ソチオリンピックでは今まで以上に日本中で「真央コール」一色に染まるのを期待しよう。
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全日本でも、あの手この手で「お涙ちょうだい」を
演出しようとしていたマスコミ同様
この出版社も「抜群のタイミング」と
目先の利益に目がくらんだのでしょう。
こんな無神経な宣伝をしなくても
みんな真央ちゃんの本を楽しみにしていたのに・・・
この出版社の無神経さ、浅はかさ、強欲さが
本当に残念です。。。
何を言われても、されても
心が折れるくらいに傷つくことがあっても
不平不満や愚痴の一つをこぼすこともなく、黙って耐え
いつ何時も、誰に対しても感じのよい対応をする真央ちゃんが
すでに10万部の予約を超えている本の
発売中止が及ぼす影響を考えても
それでも絶対に譲れなかった思い。
私は真央ちゃんは人として正しい判断をしたと思うし
今回の真央ちゃんの決断を支持したい。
真央ちゃんがこれ以上心乱されることなく
これ以上傷つくことがありませんように・・・