真央ちゃん、本当に前向き!!
真央、アクセル「自分のものになった」(日刊スポーツ)
>フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が4大陸選手権2位から一夜明けた12日、米コロラド州コロラドスプリングズで記者会見し、ショートプログラムとフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷し「しっかり自分のものになったのは大きな1歩だと思う」と話した。
ともに回転不足を取られたが「フリーは自分で降りた(成功した)と思った。良い方向に考えて大丈夫」と柔和な笑みを浮かべた。ただ、ほかのジャンプにミスもあって優勝を逃し「トリプルアクセルだけでは駄目」と反省も忘れなかった。
2大会ぶりの優勝を目指す3月の世界選手権(ニース=フランス)に向け「自分に集中して、自分のできることを出し切ればいい」と落ち着いた口調で言った。
真央「ほぼ成功に近い感覚」/一問一答(日刊スポーツ)
>フィギュアスケート日本女子のエース、浅田真央(21=中京大)が4大陸選手権2位から一夜明けた12日、代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を解禁した理由などを穏やかな表情で語った。
-3回転半を跳んで
浅田 自分が強く持てるものの1つ。それがしっかり自分のものになったのは大きな一歩だと思う。
-ショートプログラム、フリーともに回転不足と判定された
浅田 ショートの方は完璧な回転不足だったが、フリーは自分で降りたと思った。(判定は)多少ショックだったが、ほぼ成功に近いアクセル。この感覚を日本に帰っても忘れず、練習に臨めたら大丈夫だと思う。
-今季優勝したロシア杯と全日本選手権では回避した。挑戦の理由は
浅田 今季は跳ぶつもりで練習してきたが、回転が足りず、演技に入れても意味がないという状態だった。こちらに来て回るようになり、跳べたら得点がもらえる状態になった。佐藤信夫先生からも「やってはいけない」という指示はなかった。やっていいと思った。自分もできると思った。
-ただ、ほかのミスもあって優勝を逃した
浅田 トリプルアクセルだけでは駄目だと思った。今回は跳ぶということが強過ぎて、フリーはほかの部分が少しおろそかになったのではないかと思う。
-世界選手権では2季ぶりの優勝が懸かる
浅田 勝ちに行くと思うと縮こまってしまうと思う。力強いスピードと力強い気持ちがあれば大丈夫。自分のできることを出し切ればいい。