「映画館」で見てきました!
シアタスカルチャー『英国ロイヤル・バレエ団』
英国ロイヤル・オペラ・ハウスにて前日に公演した内容を
全世界の映画館で中継上映されるというもの。
練習映像、キャストやプロデューサーによるインタビュー
そして、ちょっとしたあらすじの説明もあって・・・
何より、生の舞台ではなく映像なので
ダンサーたちの表情がよく見えて!
バレエ初心者にも見やすく、かなり楽しめました♪
真央ちゃんの『白鳥の湖』の影響で
「バレエを見に行きたいな~!」と思い始め・・・(←単純)
いろいろ検索していたら
シアタスカルチャー『英国ロイヤル・バレエ団』で
『白鳥の湖』をやるという情報が!
しかも料金が3000円!
なんとなく敷居が高く感じてしまうバレエだけど
これなら気軽に見られるかな~って思って♪
人生3度目のバレエ
しかも前2回は演目すら覚えていない、はるか昔・・・(汗)
バレエのことはよくわからないし
『白鳥の湖』はだいたいのあらすじは理解していても
「ここはどういう場面なんだろう?」って
よくわからなかったりするのかな・・・って
楽しめるか少し不安だったけど・・・ 杞憂でした!
ダンサーたちのマイムや踊り
特に今回は、ダンサーたちの表情までよく見えたので
すべての場面を楽しく見ることができました♪
楽しみにしていた、オデットとオディールの演じ分け。
今回のオデットとオディールを演じたゼナイダ・ヤノウスキーさんは
断然!オディールのほうが似合ってた!
ゼナイダさん、バレリーナとしては
体ががっしりしてるほうなのかな?
それか王子役のネヘミア・キッシュさんが、ちょっと小さめ?
なんとなく「可憐」「儚げ」という印象ではなく・・・
王子と一緒に踊ってる時の表情は
「清楚」というより「聖母」のようだった。。。
逆に、オディールはとっても妖艶で堂々としていて・・・
すっごくはまってた。
悪魔ロットバルトと悪い相談をしているときには
本当に悪い表情をしていて。
でも、くるっと振り返り、王子を見るときには
なんとも魅惑的な表情で。 その姿にゾクゾクさせられた。。。♪
今思い返しても、すぐにその姿、その表情が目に浮かぶ・・・
それくらい心に残る素晴らしい演技だった!
第3幕の黒鳥の場面は、舞踏会の場面だけあって
とっても華やかだった~☆
黒鳥の32回 グランフェッテには、やっぱり大興奮☆
でも最後よろけちゃった!?
第4幕の、裏切られたオデットが
王子を許し、そして湖に身を投げる・・・
それを追う王子・・・
王子を許すオデットの慈悲深い、それこそ「聖母」のような表情・・・
二人の迫真演技・・・ 引き込まれました。。。
そんな二人の演技を盛り上げる音楽が
また素晴らしかった☆
改めて思った、やっぱりチャイコフスキーの音楽は
本当に素晴らしい☆
そして、とっても素敵だったのが、衣装!
どれもちょっとくすんだ色合いでありながら
デザインや色のグラデーションで華やかに。
ゴールドが多用されているんだけど
ギラギラゴテゴテしてなくて、くすませてあってシック。
オデットとオディール以外の衣装のスカートが
どれもフワフワしていて、クルクル回るたびにふわりと広がって
それが、とっても素敵だった♪
ダンサーたちの踊り、迫力のあるオーケストラの音楽
そして衣装や舞台・・・
すべてが相まって、最高の舞台になるんだな~って!
想像していた以上にすべてを楽しめ
そして大盛り上がりのクライマックスには
感動してしまいました。。。♪
おもわず「ブラボー☆」ってスタオベしたくなったけど・・・
そこは映画館だから。 拍手一つおこらず。(笑)
画面では拍手喝さい、何度も何度もカーテンコール!
悪魔ロットバルトにはブーイング!?(笑)
ゼナイダ・ヤノウスキーさんには、一際大きな拍手☆
最後まで臨場感もたっぷりでした♪
ちなみに・・・ 衛星中継ということで
途中、2回ほど回線が途切れたけど・・・
最初にそういうエクスキューズがあったので
あまり気にならなかったかな。
全体を見る生の舞台とは違った楽しみ方ができる
このシアタスカルチャー。
生の臨場感も感じながら、ダンサーの表情もよく見えて。
これで3000円はとってもお得な感じ♪
(あっ、回し者ではありません・・・)
12月の『くるみ割り人形』も1月の『ジゼル』も
絶対に見に行こうと思います♪