佐藤信夫コーチが語る浅田真央の成長(デイリースポーツ)
>553日ぶりとなる真央の公式戦での演技を見守った佐藤信夫コーチは、ミスもあった演技内容に「まだまだかな」としつつ「今までに比べて(演技に)感情が出てくるようになった。それが一番良かった」と、表現面での成長に目を細めた。
復帰を決断してからの5カ月間。指導の面で以前と変わったことがある。「彼女の方がというか私の方がですね。彼女の自由に任せて、気になる部分だけ指摘するようにしました。今までのようにこうしなさい、ああしないとは言わずに。いや大人ですからね。いつまでも子供扱いはできない。25歳になったそうですし」と、笑いながら明かした。
長い指導経験を持つ佐藤コーチにも、25歳を超えた女子選手を指導した経験はない。「やってみないと分からない部分はある。私にとっても初めての経験だから」とまだ手探りの状況から、まず確かな一歩を踏み出した。目標とする結果や大会は決めていない。「1年1年一歩ずつ階段を上っていく感じになると思う」と、今後を見据えた。
佐藤コーチは冷静 真央の実績考えれば「普通の仕上がり」(スポニチアネックス)
>浅田を指導する佐藤信夫コーチはトリプルアクセルについて特別な調整やアドバイスはしていないとした上で、「回転軸が細くなってきた」と説明した。
復帰戦でいきなり好結果を出したが、「今までの彼女のやってきたことからすれば、普通の仕上がり」と驚きはない様子。今後の課題として、「競技会の雰囲気にもう少し慣れることが大切。試合感覚を取り戻すこと」と話していた。